楽天証券で米国株や米国ETFを購入している場合、配当が入っても、再投資できる程ドルが貯まるまで時間がかかるって場合があると思います。
この、配当のドル、ってすぐ配当再投資できないの?って疑問が出る事があると思います。
ただ、これはできます。
楽天証券でもドルを購入する事ができるためです。
円でドルを買う、それが配当のドルと一緒くたになって表示される、で、米国株などを購入する時に、「外貨決済」ってすればOKです。
ただ、株価は変動しているので、結局少額のドルは残る事にはなりますが。
スポンサーリンク
楽天証券でのドルの購入の流れ
以下が、楽天証券でのドルの購入の流れです。
1.ログインする
2.上のメニューバーの「債券 他の商品」に進む
3.「外国為替」に進む
4.USD/JPYの右端の「買い」に進む
5.購買余力が足りてないなら「入金へ」に進む
6.リアルタイム入金(対象銀行:メガバンク系や楽天銀行、住信SBIネット銀行等。手数料無料)をしたり、対象銀行じゃない場合は入金専用口座への振込をする
私は楽天銀行(らくらく入金:リアルタイム入金)
7.再度「USD/JPYの右端の「買い」に進む」に戻る
ちゃんと購買余力が増えている事が確認できます。(楽天証券の口座自体に円の資金があるって状態です。)
8.購入金額を入力する(ドルでも円でも指定できます。分かりやすく円で良いかと思います。買いたい株の株価と入ってる配当のドルを合わせて必要なドルが分かってるならドル指定でOKです。0.45%の手数料とかレート変動とか計算が面倒って場合は、円が良いと思います。)
9.購入金額の所のドルが足りているか確認する
10.取引暗証番号を入力する
11.注文を押す
12.ドルの買付注文完了!
これでドルの買付が完了です。
米国株・ETFの注文時に「外貨決済」を選べばOK
あとは、そのドル&配当などを使って、米国株・ETFの注文時に「外貨決済」を選べばOKです!
無駄なく配当再投資できています!
土日なら月曜などに約定する
ドルの購入は市場が開いたら注文が約定します。
土日は市場は開いていないので、土日等に注文した場合には月曜等に約定します。
円貨決済に比べてスプレッドが安くなるわけではない
ドル転した場合は外貨決済で使う事になりますが、このドル転を前もってやっていたからと言って、為替手数料1ドルあたり25銭(0.25円。USD/JPYのレートが108円/ドル、なら、100ドル:約10800円で25円が為替手数料)が安くなるわけではないです。
なので、通常は円貨決済で良いと思います。
ドルを使いたいって時にドル転してから合わせての配当再投資の場合のみ外貨決済って感じです。
マネーブリッジしてても再入金する必要がある
楽天銀行の口座も作っている場合、楽天銀行に預け入れたままで楽天証券で株の買付に使える状態にできる「マネーブリッジ」ってのがあります。
SBI証券&住信SBIネット銀行の自動スウィープみたいな物です。
このマネーブリッジを設定していても、外貨購入時には楽天証券に入金する必要があります。
円高の時にドル転しておく等も同様
わざわざ前もってドル転しておく意味は配当再投資以外に、自分が円高だなって思ったレートの時などでもメリットがあります。
円の価値が高い時に、ドルを購入しておけば、同じ額面の円で手に入るドルが多いので。
- 1ドル90円の時に10000円だと111.11ドル手に入る(円高)
- 1ドル110円の時に10000円だと90.90ドル手に入る(円安)
同じ「10000円」っていう、円では同じ金額でも、ゲットできるドルの量が違います。
で、米国株・ETFの株価はドルです。
なので、同じ1株を買う時にも、必要になった円が少なくできたりってなります。円高の時にドル転しておくと。
外貨決済なら自分の任意のタイミングの為替レートを有効活用できます。けど、手動でドルを買って持っておくって作業が必要です。
円貨決済ならその時、その時の為替レートでの買い付け、になります。
という事で、楽天証券で買った米国株・ETFのドルの配当再投資の流れでした。
配当のドルも合わせて株を買いたいって場合には、ドル転しておいて外貨決済、とすればOKです。
あとは、円高の時にドル転しておく、とかも有効です。
次ページ→株の配当再投資のやり方!どうやったら再投資できてる事になるの?
スポンサーリンク