マネパの連続予約注文の新規は逆指値で設定はできないです。

連続予約注文の「一次注文」は、指値のみ可能です。

一次注文は、IF-DONEやIF-OCO注文の「新規注文」にあたる部分です。(ポジションを持つ注文。

連続予約注文は、ストップロス設定をしないならIF-DONE、ストップロス設定をするならIF-OCO注文です。

「新規(ポジションを持つ)→決済(利益・損失確定)」→「新規→決済」→「新規→決済」→「新規→決済」→「新規→決済」→「新規→決済」・・・

の新規(ポジションを持つ)の部分の事で、ここが指値のみです。

連続予約注文は。

マネーパートナーズ

「連続予約注文は逆指値はできない」事の意味

連続予約注文は逆指値で発注できない、という事の意味は、設定時にレートが不利な状態になる注文ができないという事です。

仕掛けたい通貨ペアの今のレートが83.000円とします。

買い、なら、83円より上のレートが逆指値になります。=83円より上には連続予約注文はできない。

83円より下のレートが指値注文になります。こっちは連続予約注文が設定できます。

連続予約注文が仕掛けられる状態のレートの例

例えば、今豪ドル円が85.000(ask)で、ロング(買い)で、連続予約注文を仕掛けたいとします。

この場合、連続予約注文が仕掛けられるのは、85円より下のレートになります。
(実際はレートに近過ぎると発注できないので、ちょい下からです。)

84.87
84.37
83.87
83.37



等はかけれます。

指値注文なので。(現在レート「85.000」より有利な状態での注文)

ロング(買い)なので、85円より下が有利なレートでの注文です。

反面、85円より上のレートは、ロングだと、今のレートより不利なレートでの発注になります。(逆指値注文)

これは、マネパの連続予約注文では発注できません。

具体的には、豪ドル円85.000円とした場合、ロングだと以下の連続予約注文での発注はできません。



86.80
86.30
85.80
85.30
等。

現在レートが豪ドル円85.000(bid)の場合のショートの指値・逆指値の例

ショート(売り)の場合も同じですが、有利・不利なレートは逆になるので、数字的には、上、下が変わります。

仕掛け時のレート、で変わります。

以下は、現在レートが豪ドル円85.000(bid)の場合のショート(売り)の指値・逆指値の例です。

ショート(売り)の場合の「指値」になるレートの例
86.87
86.37
85.87
85.37

ショートの場合の「逆指値」になるレートの例
84.87
84.37
83.87
83.37

現在レートがbid85.00円の時点では、ショートは、85円より上のレートで連続予約注文が可能で、85円より下のレートには、連続予約注文を設定する事はできません。

その後は常に指値だからOK

ごちゃごちゃしてくるかも知れないですが、一旦連続予約注文を仕掛けた後は、レートがどう動いても、常に指値注文の状態になり、ちゃんと次の連続予約が有効になるので気にする部分はないです。

自動取引化できます。(MAX20回まで。)

21回以降は再度、20回分の連続予約注文を設定。

逆指値ができない事を意識しなきゃいけないのは、ちゃんと「発注する時だけ」で済みます。

決済注文のストップロスオーダーはちゃんと可能

連続予約注文は、「決済注文」ではストップロスオーダーはちゃんと設定できます。

しない(IF-DONE)のも可能ですし、ストップロスを置く(IF-OCO)のも可能です。

その状態でちゃんと繰り返しの運用ができます。

逆指値ができないのは、あくまでも「新規注文」の時のみ、になります。

連続予約注文を仕掛ける時に、「前注文の利喰い約定時に次に予約した新規注文が有効になるパターン」を選んだ場合は、ストップロスにかかった場合(損切りになった場合)は、その後の連続予約注文が終了します。
(同じレートで新規→決済→新規→決済・・・の順番で繰り返しの運用がしたい場合はこのパターンです。選ぶ時のデフォルトはこのパターンです。)

例:「前注文の利喰い約定時」のパターンで、20回連続予約
→10回目で損切りとなった
→設定した11回目以降の連続予約注文はなくなる

「損切り」であって、「利喰い」ではなく、「前注文の利喰い約定時」を満たさないので、次の一次注文は有効にならない、って認識でOKです。(損切りになったらその連続予約注文はもうポジションを持たない)

もう一つの「前注文の新規約定時」のパターンを選んで連続予約注文をした場合は、損切りになっても連続予約注文は続くので注意して下さい。

マネーパートナーズの口座を開設していない段階では、用語的な問題でごちゃごちゃしてくるかも知れませんが、実際にやり始める段階には「どっちのパターン」でやるかはすぐ判断がつくかと思います。

指値のみのデメリット

指値のみのデメリットとしては、一回はスルーしちゃう箇所も出て来る可能性があるって部分です。

ロング(買いでのエントリー)の場合、レートが一旦上に行って、やっと連続予約注文を注文出せる様になるので、その出した連続予約注文が約定しない事もあります。

その仕掛けが約定するには再度レートが下がって来る必要があるので。

スルスル上に行っちゃったら、注文が約定しないままです。

ショート(売りでのエントリー)の場合は逆です。

一旦レートが上がらないと約定しないので、掛けたくなったタイミングからすると、一回はそのレートをやり過ごす事になります。

仕掛けを完成させるには指値のレートになるまで待つ必要がある

連続予約注文をする場合は、この通貨ペアの◯◯円~◯◯円の幅に仕掛ける、って決めて発注するパターンは多いと思いますが、その時のレートによっては、自分の仕掛けを完成させるには指値注文になるまで待つ必要があります。

上記の例で言えば、現在レート85円だと85円より上は連続予約注文できませんが、現在レートが95円になったならば、今までできなかった85円~95円の部分も仕掛けられる様になるので。

あくまでも連続予約注文の時だけ

また、逆指値での注文ができないのは、あくまでも連続予約注文での話です。

マネパは、もちろん普通の「逆指値注文」はできます。
(連続予約じゃない注文)

なので、1回目からポジション持ちたいって時は、1回目は普通に逆指値注文にして、その後、連続予約注文できるレートになったら、そのポジションをストップロス設定&利喰い設定(IF-OCO注文)して同様のレートで連続予約注文を発注するってのもアリです。

スワップ一回目から取りたい、とか、仕掛ける予定のレートなのにスルスル上に(下に)行っちゃって一回利益の機会を逸したってしたくない場合等は。

という事で、マネパの連続予約注文での新規注文は逆指値ができないという事についてでした。

マネーパートナーズ

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