株を始めるかどうかを検討している時の動機の1つとして「配当」は結構でかい事があると思います。

株保有してたら企業が配当出してる限りずっと配当がもらえるのってめっちゃ良くない!?的な感じで。

ただ、始めるか検討している時は、実際どのくらいもらえるんだろう?って疑問に思う事があると思うので、株の配当がどのくらいもらえるのかを記載します。

結論的には、高配当系の株だと、購入した額×4%、5%以上が毎年もらえるって感じで、並配当で2~3%前後って感じでもらえます。

ただ、注意点等々もあるので以下に補足します。

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株の配当は1株あたりいくらっていう風に出る

株の配当は、1株あたりいくら、っていう風に出ます。

これは国内株でも、米国株でも同様です。

1株あたりの配当額は企業の公式HPで確認できる

1株あたりの配当額は企業の公式HPの「IR情報」とか「株主様向け」みたいなページで確認できます。

企業の公式HPに行ったら、右上とか、一番下のメニューとか、そこら辺を見れば、そのページへの案内が出てるので確認してみて下さい。

見つからなかったら、その企業のHP内にある検索窓に「配当」ってやれば基本出てきます。

米国株の場合も同様に確認する事はできます。英語ですがGoogle翻訳ですぐ分かると思います。

また、IRって書かれているページに行って、Dividendが配当って意味なので、それっぽい所を見てみれば1株買ったら何ドルの配当が出るか確認できます。

ただ、アメリカ企業の公式HPを見て確認するのはちょい時間がかかったりする事もあるので、米国株の場合は、Dividend.comを利用するのが一番速いと思います。

このサイトに行ったら、買う予定の米国株のティッカー(上場している企業の固有の英字。アップルならAAPL等。これは証券口座で「アップル」とかで検索すればティッカーがAAPLなんだなって事が分かります。)を入力すれば、その企業の一株あたりの配当額や配当利回りが今どのくらいなのかも確認できます。

ここも英語のサイトですが、Google翻訳ですぐ分かる様になってます。

「Payout Amount」がその企業がその時期に払ってる配当額です。米国株は年に4回配当が出る所がほとんどなので×4くらいが年間の配当額です。

Dividend.com

1株あたり120円なら1株買えば120円の配当もらえるって意味合い

配当のページを見て、「1株あたり120円」と記載されていれば、1株買ったなら120円が証券口座に振り込まれます。

権利付き確定日というのがあり、その日に株を保有している人が配当を受け取れる権利があります。

長期保有ならずっと持っておけば勝手に権利が生まれるので、自動で証券口座に配当が振り込まれていきます。

50株買ったなら×50でOK

50株買ったなら×50をすればOKです。

120×50=6000円の配当がもらえる

100株なら×100でOKで、141株なら×141をすればOKです。

実際にどれくらいもらえるかは税金も加味

で、配当にも税金がかかります。

ただ、特定口座・源泉徴収ありで証券口座作っている場合(基本そうです。)は税金関係で面倒な作業は発生しないので、作業については心配しなくてOKです。

実際にどれくらいもらえるかは、配当が出たら国内株は20.315%引かれた状態で入金される様になっています。

配当×20.315%をした額を引いた状態で入金されます。

米国株の場合は、配当が出たら、10%引かれ(アメリカ株の配当にかかる現地分の税金)、更に20.315%(国内分の配当に対する税)引かれた状態で入金されます。

配当×10%×20.315%をした額を引いた状態でドルで入金されます。

株の配当金にかかる税金は?源泉徴収ありだと税率はどのくらい?

なので、円換算するなら更にその時のドル円のレートをかければ、実際にどのくらいの円がもらえるか計算できます。

配当利回りを見ればOK

株を購入する画面では、どの証券会社も基本「配当利回り」が出てます。

なので、株を買ったら配当がどのくらいもらえるのか概算で知りたいって場合は、その数値を使うのでもOKです。

例えば、配当利回り4.5%の時に、その株を買ったらいくらもらえるのか知りたいって場合には、株の買付に使う額(投資しようと思っている額)×4.5%、をします。

これがその株を買って保有している時に年間にもらえるおよその配当額です。

投資額が10万円なら10万円×4.5%をして出て来た数字「4500円」が年間にもらえる税引き前の配当額です。

普通に電卓で、100000×4.5%とするだけでOKです。

実際には、その会社の株価が自分が投資したい額ちょうどで買えるって事はあんまなく、その額に近くなる株数で買うので、その「実際に使った額」×4.5%がもらえる配当額になります。

ただ、ざっくりと、投資したい額(その個別銘柄を買うのに使おうと思ってる額)が20万円で、その株の配当利回りが3.8%なら、20万×3.8%ってやって、この株買ったらいくらくらい入るのかな?って計算してOKです。

株価は変動しているから配当利回りも変動する

株価は日々変動しているため、配当利回りも変動します。

配当利回りは、その企業の配当が、その時の株価の内何%に相当するのかの数値なので、株価が上がったら配当利回りは低くなりますし、株価が下がったら配当利回りは上がります。

なので、普通の買い物と同じで、株も安い時に買えるとお得感って感じになります。

減配もある

配当は毎年毎年一定ってわけじゃなく、減る事もあります。

「1株あたりいくら」の額が減ったりする事もあります。

減配(げんぱい)って言います。

この時、配当利回りの表示はタイミングによっては企業の減配を加味していない事もあるので注意して下さい。

増配もある

逆に、増配(ぞうはい)って言って、「一株あたりいくら」の額が増える事もあります。

毎年買わなくても保有していればもらえる

株の配当は毎年その株を新規に買わなくても保有していればもらえます。

その企業が配当を出し続けるのならば。

なので、長期保有していると配当が積み重なっていきますし、そこに増配が絡むとよりお得感とかは出てきます。

もちろん株価自体の下落で評価損とかになるリスクはありますが、その下落を配当・増配が軽減してくれたり、株価が上がっているならば評価益もあるって感じで投資できます。

という事で、株の配当ってどのくらいもらえるの?って疑問についてでした。

株の配当は1株あたりいくらっていう風に出ます。

いくら出るかはその企業のHPや証券口座のその株の購入ページで確認できます。

なのでその企業の株価を調べて、自分がその企業の株を買おうと思ってる額で何株買えるかを計算すれば、株数×一株あたりの配当で年間にどのくらいもらえるか計算できます。

で、そこに国内株なら20.315%の税がかかり、その残りが証券口座に入金される実際の年間の配当額になります。

また、株を購入する時には、配当利回りってのが出ているので、投資額×配当利回りをすれば、概算でどのくらいの配当がもらえるかの計算ができます!

配当の受け取り方について疑問があるって場合は、株の配当のもらい方!受け取り方法は4つ!をご覧下さい。

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