トラリピのロスカットレートの決め方について」や「トラリピはちゃんと値動きをシカトできる強制ロスカット水準にする」でロスカットレートについて記載しました。

ロスカットレートを決める≒ポジション量を決めるって部分があるので、ポジション量、通貨量の決め方についても記載します。

許容範囲次第では結構すぐオタオタ感が出ちゃう

トラリピのロスカットレートを決める≒ポジション量を決める際には、自分の「ロスカット水準までの距離の許容範囲」をイメージしておくのが良いと思います。

自分的に問題ないと感じる距離感(そこまでいっても生活に影響は出ないと感じる含み損)を把握していないと、仕掛けたレンジの下限近くに行っただけで、結構オタオタ感が顔を上げてきちゃいます。

というか私は当初そうなりました。

まだ強制ロスカットレートまで20円以上離れていても、仕掛けたレンジの下限付近になっただけで、微妙にソワソワしたりって事もありました。

レンジの下限まで来た場合は、それがむしろ最大の利回りが狙えるトラリピのレートなのに、実際に来ると気になっちゃう、みたいな感じです。

なので、その意味でも最初の頃は余裕資金の中の余裕資金で設定、とするのが良いかと思います。

自分の「ロスカット水準までの距離の許容範囲」を調べるには?

自分の「ロスカット水準までの距離の許容範囲」を調べるには、具体的には、全ポジションを持った状態で、○○レートまで行った時の具体的な含み損を計算して見ておく、のが良いと思います。

で、その含み損を考えて、「いや、これはめっちゃ気になっちゃうな」ってレベルなら、仕掛けるトラリピの総ポジション量を減らす方が良いと思います。

物足りなく感じたとしても。

それが、その時点での自分が冷静に見れるお金への許容範囲って感じなので。

どっかの時点で焦りが出て来る

例えば、含み損「-1円」、ならOKな人は多いと思います。

その額が増えるにつれ、どっかの時点で気持ち的に焦り等々が出てきます。

そこは結構ポジションとして多過ぎだと思います。ってのが私の意見です。

含み損-10万円なら?、含み損-50万円なら?、含み損-100万円なら?・・・って考えていきます。

で、仕掛けたトラリピの下限まで行った時や強制ロスカット付近に行った時にどの程度の含み損になってるかを具体的に出しておき、○○レートまで行ったら今の状態(今の資産状態やお金への感じ方等)ならかなり焦る、じゃあもう少しポジション量を減らしておこう、としたりします。

じゃないと、その○○レートに行ったら、日々の生活に影響が出ちゃう、事がほぼ決定しているためです。

長い事そのレート付近でレンジを形成って事も普通にあり得る

で、為替なので、都合よく焦りが解消される様なレートまですぐいってくれるとは限りません。

かなり長い事、半年、1年ってそのレート付近でレンジを形成してるって事も普通にあります。

こうなると、半年、1年、焦る様な含み損の状態で、日々生活するって事になります。=きつい

半年、1年、と強制ロスカット水準を考えながら過ごすってのはきついです。

なので、こうなるのが避けられる様な資金量≒ポジション量の調整&ロスカットレートの設定とする様にしておいて下さい。

入金力等も考えたポジション量、総通貨量にする

ただ、追加入金等でその時期を凌げるポジション量・入金力なら問題ないとは思います。

なので、逆に言うと、追加入金としてあるその他の余裕資金量だったり、定期的な入金力とかも加味したポジション量、総通貨量にしておくのが良いと思います。

仕掛けの総通貨量が増えれば増える程、追加入金で対処ってのは難易度が高くなっていくので注意してポジション量を調整してトラリピ設定をする様にして下さい。

という事で、マネースクエアのトラリピをやる時のポジション量、通貨量についてでした。

トラリピのポジション量は、心理的にも、含み損の額的にも、入金力的にも、自分の許容範囲を考えたポジション量にする、のを推奨です。

次ページ→トラリピで売りでの仕掛けを設定する時はリスクをちゃんと考えておく

マネースクエア

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