マネーパートナーズの連続予約注文は、新規注文で逆指値はできません。
なので、同じ様な事ができる他のFX会社にするかって感じで、マネパの口座開設を躊躇する事があるかも知れないですが、普通の注文での逆指値注文はできます。
なので、「連続予約注文をするけど、どうしても1回目からポジション取りたい」って時は、逆指値になるレートの時は、1回目は普通の逆指値注文で回避するのもアリです。
「逆指値になるレートの時は1回目は普通に注文もアリ」の意味合い
連続予約注文で逆指値になるレートの時は1回目は普通に注文もアリ、というのは以下の意味合いです。
この状態で、最終的には90円~70円まで50銭間隔でロング(買い)で連続予約注文を仕掛けたいとします。
- 88円より上のレートには普通の逆指値注文を発注
- 88円より下のレートには連続予約注文を仕掛ける
- 普通の逆指値注文でポジションを持った
- レートが連続予約したいレートより上になった段階で、ポジ持ったレートに連続予約注文を発注する
- 持っているポジションは決済OCO注文を設定する
利確&ストップロスオーダーを連続予約注文で発注した注文とほぼ同じレートで設定。
こうすると、仮に「レートが上に上がったけど利確までは届かない」って場合でも、一回目からポジ持ててるので、スワップもとれているので、最初から連続予約注文で仕掛けれたのと同じ状態になります。
(一回目からの利確チャンス&スワップポイント、という面では。)
レートが上に上がり、利確されたならば利確されたで良く、その時には連続予約注文が設定できるレートになっているので、仕掛ければそっから先は20回まで自動取引化できます。
微妙に面倒かも
上記の様に微妙に手間がかかります。
が、手間がかかるのは、利確のレートまで行った時や、ポジションがプラスの状態の時のみ、なので、気分的には問題ないかもです。
ストップロスのレートはbid、askに注意
普通の逆指値注文で持ったポジションにSLをかける際は、スプレッド(bidとaskの差)に注意して下さい。
ロング(買い)は、askが新規注文で、bidが決済注文です。
なので、新しく同レートに設定する連続予約注文が、仮に豪ドル円85.170(ask)だったら、レートが下がり、連続予約のポジ持つとぼぼ同時に持ってるポジ(一回目の普通の逆指値注文のポジ)を決済したいなら、マネパの豪ドル円のスプレッド0.9銭(記事公開時・nano)を加味して、SLは、85.161以下(bidレート)にする必要があります。
ロングなら、askのレートが新規で、bidのレートが決済注文というのを意識した上で、決済注文を設定する様にして下さい。
例
連続予約注文は新規85.170(ask)に設定
ほぼ同時にポジを入れ替えたいなら、持ったポジションの決済OCO注文のSLの方を85.161以下(bid)に設定
(スプレッド分を引いたレート)
利確設定はどちらも同様
この状態だと、レートが利確のレートになっても、連続予約注文が約定するレートになっても、どっちでも1回目から連続予約注文ができていたのとほぼ同様の状態になります。
スリッページの可能性に注意
また、相場変動時には、スリッページで、若干SLより損失が開く可能性がある事に注意して下さい。
スプレッドの開きの可能性に注意
また、相場急変動時のスプレッドの開きによっては、普通の逆指値注文は決済が約定したけど、連続予約注文はポジションは持たなかったって事もあり得ます。
なので、もう少し余裕を持たせて、決済OCOのストップロスはスプレッドより少し多い状態にしておくと、萎える状態になるのを避けられるので良いかと思います。
少し損失は出ちゃいますが。
スワップ分&一回目から利確のチャンスのための費用って感じです。
必要証拠金
必要証拠金はダブルで必要ですが(逆指値分と連続予約注文分)、結局ポジ決済&ポジ持つがぼぼ同時なので、連続予約注文が約定するレートになったら結局1つ分の証拠金で済みます。
という事で、マネパの連続予約注文の一回目に関してでした。
「逆指値になるレートだけど、仕掛けたくなったタイミングの一回目からポジションを持ちたい(スワップとりたい&利確チャンス逃したくない)」って場合は、一回目は普通の逆指値注文にして回避するのもアリです。
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