トラリピの設定を考える時に、ロスカットレートはどこにするのが良いのか、どうやって決めれば良いのか、って疑問が出てくると思います。

これは未来の事でどこまで行くかは誰にも分からない事なので一概にココ!的な事は言えない部分です。

が、トラリピはちゃんと値動きがシカトできる強制ロスカット水準にする、方が良いです。

良いですというか私はそこを重視しています。

資金量で強制ロスカット水準を調整するなら気にならない水準にする

トラリピにストップロスを設定するかは人それぞれだと思いますが、ストップロスを設定せず、資金量で強制ロスカット水準を調整するって場合には、ちゃんと値動きをシカトできるロスカット水準にする、のが良いです。

じゃないと、ちょっと○○ショックとかのニュースが目に入っただけで気になっちゃうので。

暇ができたらポケトラ※でレート確認したり、設定をいじくりまわしたくなったり、もっといくと寝付きが悪くなっちゃったり。
※マネースクエアのFXのアプリの名称

こうなると、トラリピの良い所の「かける時間を少なくできる」って部分が薄れちゃいます。

トラリピを始めたての頃は結構設定をきつめにしやすい事があると思うので(資金量に対しての利回りを最大化狙い等で)注意しておいて下さい。

◯◯ショックとかのニュースで仕事に支障が出るのはきつい

◯◯ショックとかが起きて、仕事中にニュースが目に入っただけで、その日の仕事が手につかなくなり、その後も気になって気になってしょうがない、ってなるレベルのロスカット水準にするのは避けた方が無難です。

なので、ロスカットレートをどこにするか迷うって時は逆説的に、◯◯ショックが目に入ったとしても、ほぼ気にならない、っていうロスカット水準は自分にとってどこなのか?を探すのが良いかと思います。

人によっては過去最安値を更新した場合の値幅をみた過去最安値以下のレートだったり、購買力平価以下のレートだったり、追加投入分を別枠でプールしておく事だったり。

これらは人それぞれだと思いますが、ちゃんと気にならないロスカット水準になっているかは確認しておいた方が良いです。

ポケトラでのレート確認に時間が取られるのは無駄な部分がある

他にも、大丈夫かな?大丈夫かな?って感じで、朝起きたら何よりもまず先にポケトラでレート確認、とか、暇ができたらアプリ開いてレート確認、としなきゃならない状態になるロスカット水準避けた方が良いです。

すんごい気になって時間とられるなら、裁量トレードをしているのと投入している時間の差がなくなってしまいますし、こういう状態になるのならば、トラリピであってもちゃんとストップロスを置いて設定、とした方が良いです。

トラリピを仕掛けてるのにレート確認に時間が取られてるのは無駄って部分があるので。

始めたての頃はきつめに設定しやすいかも

トラリピを始めたての頃は、結構きつめに設定しやすいかと思うので注意しておいて下さい。

きつめに設定すると上記の様な、気になって気になってしょうがない状態になりやすくなっちゃうので。

2ヶ月、半年すらそのままにしておけないロスカットレートは微妙

また、私の経験でいうと、2ヶ月、半年程度、すらそのままにしておけない水準のロスカットレートは結構微妙です。

むしろ1年設定変えないのは前提って感じで設定を考えるのが良いかと思います。

もちろん値動き次第では1年設定を変えないとかはできない可能性は出てきますが、過去の値動き的には1年でここまでいくには、例年の値動きの記録を大幅に塗り替えるのを継続する必要がある、みたいな水準にしておけば1年程度変えない可能性は結構高くはできます。

無視するには極端にレバレッジ1レベルから考えてく

どの水準なら設定した通貨ペアの値動きを無視できるか考える際には、極端に、レバレッジ1レベルから考えていくのが良いかと思います。

これは現物取引をやってる様な状態なので(空港とかで円をドルに変えてずっと持ってる様な状態)、必要証拠金分だけより余分に必要ですが、レートが1円付近レベルになっても強制ロスカットにはかからないっていう、ポジション量、資金量での設定です。

空港で円をドルに変えて(円でドルを買って)、家に置きっぱ、ならば、家にある1ドルはず~っとドルのまま持っておけます。(強制ロスカットで強制的にそのドルを売って円を買うって取引は行われない。)

なので、レバレッジ1倍レベルのポジション量、資金量でやるならば、強制ロスカット自体の心配はほぼなくなります。(証拠金分は多めに口座へ入れておく必要があります。)

ただ、これだと利回りが他の投資と比べて相対的に低く、だったら他のやるし、FX選ぶならばこのぐらいの利回りが欲しいって感じで、人によって許せる「トラリピの利回り」があると思います。

なので、レバレッジ1から考えて、それを少しずつ引き上げていくとどこら辺から、為替の値動きが気になるか、が判断しやすくなります。

で、そこら辺のロスカット水準をちゃんとキープする様に資金量、仕掛けを設定していけばトラリピで自動売買しながらも、値動きはちゃんとシカトできる、かと思います。

という事で、トラリピのロスカット水準をどこにするのが良いかって疑問は出て来るし、尽きないかと思いますが、最終的に決定した強制ロスカット水準は、値動きをシカトできる水準か?を重視するのが私は良いかと思います。

私のトラリピの経験では完全に気にならない水準の方が良い結果に繋がっている事が多いです。

トラリピはレンジ内で動いてそれが長期続けば利益がだんだん積み重なっていくので、長期で気にならない設定かどうかを重視してみて下さい。

ロスカットレートを決める時にどういった目安があるのかについては、トラリピのロスカットレートの決め方について、をご覧下さい。

トラリピはマネースクエアの口座があればできます。

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