トラリピを始めるって場合には仕掛けを考え、想定利回りでこのぐらいの通貨量でこのレンジに仕掛ければ年にこのぐらいプラスになるのかな?って感じで考えを巡らす事があると思います。

ただ、仕掛け、通貨量、投下資金を考える時には、余裕資金全部で考えたトラリピの仕掛けにはしない様注意しておいて下さい。

トラリピが初めての投資系って方は特に。

他にやりたい投資がおそらく出て来るためです。

納得できる投資方法はこっから先も出て来る

トラリピの実績とかを見ると、あいてる資金全部を入れて仕掛けたい、あいてる資金全部で考えた仕掛け、ってなる事があると思いますが、自分が納得できる投資方法はこっから先他にも出て来ると思います。

トラリピは自動取引なので、時間かからず、ちゃんとコントロールしてれば良い方法となり得ますが、時間かからないのは他にもたくさんあります。

為替だけじゃなく、SBI証券での米国ETFの定期買付、とか、高配当個別銘柄の買い持ちとか、連続増配銘柄の買い持ちとか、ワンタップバイ(現PayPay証券)での少額での自動定期買付とか。

なので、トラリピは自分がやる投資方法の1つ、って認識でやり始めるのが良いと思います。

今は他に自分が「良さげ」って感じる投資方法に出会ってなかったとしても。

その通貨ペアに自分の資産運用全部を託しちゃう事になる

トラリピを始める際に考えた仕掛けが余裕資金全部で考えた物であった場合、その通貨ペアの値動きに自分の資産運用全部を託しちゃうって事になります。

=1銘柄に集中投資と同じ様な意味合いになってしまいます。

それは後々きつく感じるかと思います。特に想定外の値動きになった場合は特に。

投資はトラリピだけではないので、その通貨ペア一本の動向のみに自分の資産運用がうまくいくかを託さないって意味で余裕資金全額で考えない方が良いです。

通貨ペアを分散してもクロス円同士なら相関性高い

仮に通貨ペアを分散したとしても、クロス円同士だと相関性が高いので分散の意味合いが薄れてしまうって事には注意しておいて下さい。

円高になればどちらも円高になってどちらも同様にチャート的には下がります。

特に、リスク回避の動きになった時は円が買われる事が多く円高になりやすいという面もあるので。

=1通貨ペアに集中投資と同じ状態に近い
=あまり分散にならない

ドル円以外のドルストレートなら分散になるけど同様

ドル円以外のドルストレートと、クロス円でトラリピを仕掛けるって場合は分散にはなります。

が、ただそれでもその2つの仕掛けに余剰資金全てを投下しない方が良いとは思います。

結局後々にやりたい投資が他に出てくると思うので。

あくまでも色々やってる投資の中の1つ

あくまでも、色々やってる中の一つとして、マネースクエアのトラリピがあり(クロス円、ドルストレートで更に分散等も)、ロスカットにかからないに越した事はないですが、仮にかかっちゃったとしても、今までの都度の出金分で相殺、とか、資産全体として見れば一部、って感じにするのが良いかと思います。

個別銘柄の1つとしてトラリピがある、みたいな感じで考える感じで。

個別銘柄1つに全つってのはやはり超上級者のやり方であり、やはり不確定要素があるので、分散、 分散、が必要って感じです。

という事で、トラリピを始めるって時には、余裕資金全部で考えた仕掛けで色々想定しちゃうって事があると思いますが、あくまでも投資方法の1つとしてトラリピをとらえておく、様注意しておくのが良いかと思います。

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