GMOクリック証券のCFD口座で米国VI(VIX指数)の取引をしてます。
これから始めようと思っている場合、1ドル取ったら利益はいくらなの?1ドル下げたら損失はどのくらいなの?って疑問が出て来る事があると思います。
私が始めるに当たって出て来た覚えがある疑問なので。
これは、結論的には、建玉(ポジション)1枚毎に1ドルの値動きで10ドルのプラスマイナスです。
なので、1ドル100円の時なら、1ドルの米国VIの値動きで1000円動きます。建玉1枚毎に。
1ドル110円の時なら1100円動きます。
1ドル取ったら10ドルプラス、1ドル下げて損きりしたらマイナス10ドルって覚えておけばOKです。
米国VIの取引単位はCFD価格の10倍
1ドルとったら利益はいくらなのかを考えるにあたっては、米国VIの取引単位はCFD価格の10倍っていうのを知っておく必要があります。
これは、GMOクリック証券のCFDの取扱銘柄のページで確認できます。
「CFD価格の10倍」というのは、例えば、米国VIのレートが15.60ドルならば、15.60ドル×10倍、が取引単位という意味です。
このレートで言うならば、150.60ドルが取引単位です。
レートが1ドル動いて、14.60ドルになったならば、140.60ドルです。
150.60ドル-140.60ドル=10ドルです。
これが1枚につき1ドル動いた時の損益です。
なので、ただ単純に、値幅×10倍の額が動くって思っておけばOKです。
=米国VIの利益や損失は1ドルの値動きで建玉1枚毎に10ドル(1ドル×10倍)
GMOのCFDでは為替レートはコンバージョンレートって名前
で、実際には、円、で利益、損失が確定します。
円にするには、ドル円のレート(為替レート)をかければOKです。
例えば1ドル110円の時なら、10ドルは1100円です。
これが、1ドルの値動きで、ドル円のレートが110円の時の米国VIの円での損益です。
GMOのCFDでは為替レートはコンバージョンレートって名前で表示されます。
+6.27ドルの値幅で7枚。ドル円が105.85円の時の利益は+46457円
以下に、米国VIを取引した時の具体的な表示を載せます。
この取引の内容は以下です。
- 新規注文約定時の米国VIのレート:15.36ドル(Ask)
- 決済注文約定時の米国VIのレート:21.63ドル(Bid)
- とった値幅:6.27ドル
- 決済建玉数:7枚
- コンバージョンレート:105.85円
- 利益:+46457円(7枚分)
GMOのはっちゅう君CFDではこんな感じで表示されます。(画像ははっちゅう君CFDより引用させて頂きました。)
とった値幅が6.27ドルで、取引枚数が7枚なので、6.27ドル×7枚=43.89ドルのプラス?って感じがするかも知れないですが、米国VIの取引単位はCFD価格の10倍なので、ここに×10をする必要があります。
=+438.9ドル
で、この時の為替レートが105.85円なので、×105.85円をして円に直すと、46457.56円になります。
これが値幅6.27ドルとった時の米国VIの7枚分での利益です。
1枚に直すと約6636円の利益。
とった値幅(6.27ドル)×10(米国VIの取引単位)=62.7ドルです。
62.7ドル×105.85円(ドル円のレート)=6636円で同じです。
なので、利益や損失を考えてポジション持つ際には、1枚につき「とった値幅×10が利益」、「マイナスになった値幅×10が損失」って考えておけばOKです。
1ドルならプラスマイナス10ドル。
シンプルに「Askのレート-Bidのレート=値幅」でOK
米国VIの買いから入るなら、Askのレートが新規注文の建単価として適用されます。
売りから入るなら、Bidのレートが新規注文の建単価です。
で、買いのポジションの出口(決済注文)はBidのレートです。
売りのポジションの出口(決済注文)はAskのレートです。
AskとBidではスプレッド分のレートの違いがありますが、利益や損失を考える時にはこのスプレッドの事は考えず、ただ単純に「Askのレート-Bidのレート=値幅」とか「Bidのレート‐Askのレート=値幅」としてOKです。
という事で、米国VIの利益や損失の計算についてでした。
米国VIは1ドルの値動きで建玉1枚毎に10ドルの損益、で試算すればOKです!
次ページ→米国VIの来月の価格調整額がプラスかマイナスかは確認できるの?
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