マネーパートナーズの連続予約注文で半自動のFX取引をしようと思っている場合、回数の上限「20」について、微妙に混んがらがる事があると思います。
1つの注文につき20回なのか、
それとも、多分違うけど、注文出せる本数が20本なのか
みたいな感じで。
HPの内容を読むと普通に考えると20回と感じると思いますが、私がマネーパートナーズの口座開設を検討していた時は、本数がどうなのかいまいちはっきりとはせず迷ったので記載。
マネパの連続予約注文は1つの注文につき20回という意味で、本数の制限はない、です。
マネパの連続予約注文には、
新規注文約定時に次の注文が有効になるパターンと、
前注文の利喰い約定時に次の注文が有効になるパターン
の2つがあります。
半自動での繰り返しのFX取引を考えている場合、2つ目の「前注文の利喰い約定時」をイメージしてる事が多いと思うので、こっちのパターンで「20回」ってどういう事なのかを具体的に以下に記載します。
1つの注文につき20回が上限の意味
1つの注文につき20回が上限、という事の意味は、以下です。
(同じレートでの新規→決済を繰り返す場合)
例えば、以下の注文を上限の20回繰り返したいとします。
買いの85.87で新規注文(一次注文)→87.93で決済注文(二次注文)
この場合、連続予約注文では、
askのレートの85.87の新規注文が約定すると(ポジション持つと)、
bidレートの87.93の決済注文が有効になり、
bidレートが87.93になり決済注文が約定すると(利喰いすると)、
askレートの85.87の次の新規注文が有効になります。
設定時にこの繰り返しの注文を何個まで予約できるのか、の回数の上限が、20回です。
「新規85.87→決済87.93」1回
「新規85.87→決済87.93」2回
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「新規85.87→決済87.93」20回
20回まで予約するのが必須というわけではなく、19回とか、15回とか、3回とか、20回までなら任意で設定できます。
本数に制限はない、という事の意味
上述した、連続予約注文に「本数の制限はない」という事の意味は以下になります。
1本「85.87→87.93」×20回
2本「85.37→87.43」×20回
3本「84.87→86.93」×20回
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71本「50.87→52.93」×20回
72本「50.37→52.43」×20回
50.37円から85.87円まで50銭間隔でそれぞれを連続予約注文すると、全部で72本仕掛ける事になるのですが、こういった仕掛けはちゃんとできます。
上記の72本の部分、「本数」の部分は制限されないです。(本数は上限20本ではない。)
※ただ、証拠金と通貨量によって、注文自体が出せるかどうかは変わります。
ちなみに、マネーパートナーズの連続予約注文の必要証拠金は、「有効になった注文分だけ」で済みます。
「前注文の利喰い約定時」の連続予約注文なら、常に一本につき一回分の証拠金でOKです。
予約してある、先も合わせた20回分の証拠金が必要になるわけではありません。
(必要証拠金の額が大幅に増えるわけではないです。というより増えないです。)
って事で、マネパの連続予約注文の上限回数20回についてでした。
1本につき20回の繰り返しが上限で、何本かけるかの制限はない状態でちゃんと仕掛けられます。
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