マネーパートナーズの口座を開設してFXをやろうと思っても、パートナーズFXとパートナーズFXnanoの口座の違いが分からないって事があると思うので、違いをこの記事に記載します。

ただ、この二つの口座は、マネーパートナーズのFX口座を作成すればどちらも使える様になります。

し、同時に使う事もできます。

二つの口座の違いは、「どちらの口座に入金しどちらの口座を使う様にすると、どんなルールで取引できるのか」を判断するために関係して来る違いって感じです。

パートナーズFXとnanoの口座の主な違い

マネーパートナーズのパートナーズFX(PFX)とパートナーズFXnano(PFXnano)の口座の主な違いは以下です。

通貨ペアの違い

PFXだと、香港ドル/円、シンガポールドル/円、という事以外は、通貨ペアは共通

詳細:マネーパートナーズの取り扱い通貨ペア(nano、PFXで違う)

取引単位の違い

パートナーズFXは10000通貨単位

nanoは100通貨単位

詳細:マネーパートナーズの最低取引単位。nanoは100通貨、PFXは10000通貨

必要証拠金の違い

「nanoは南アランド円が100通貨100円で固定(レートによらない)」、という事以外はどちらの口座も必要になる証拠金は数量&レートで同じ


レート100円以上105円未満の時、PFXは10000通貨で42000円の証拠金が必要、nanoは100通貨で420円(10000通貨だと42000円=PFXの時と同じ)の証拠金が必要、等。

105円以上110円未満の時、PFXは10000通貨で44000円が必要、PFXnanoは100通貨で440円が必要。

自動ロスカット水準の違い

パートナーズFXは証拠金維持率が40%以下で自動ロスカット。
100%以下の時点で追加証拠金の入金反映が必要。
追加証拠金を入れる期限=追証期限は、営業日の18:00まで。

nanoは証拠金維持率が100%以下で即自動ロスカット。

注文方法の違い

パートナーズFXは以下の注文も可能。

  • トレール注文
  • 時限成行注文が可能
  • 自動売買

これらは「Hyper Speed Next(マネーパートナーズが提供している取引ソフトウェア)」からのみ注文可能なため。


nanoは上記の注文はできない
(nanoはHyper Speed Nextは使えないので。)

それ以外の、指値、逆指値、連続予約注文、IFDONE、IF-OCO等々はどちらの口座でも注文可能で違いはナシ

上記の違いがあるので、「100通貨単位で数量選んで自動売買」とか「100通貨単位で数量選んで決済はトレールも考えてる」ってのはできないので、口座開設を検討している場合はここは注意して下さい。

※「連続予約注文」と「自動売買」は別物です。

連続予約注文は、どちらの口座でも利用できるので、「100通貨単位で数量選んで連続予約注文」はちゃんとできます!

1注文の通貨量の上限の違い

パートナーズFXの1注文の上限は、EUR/JPY、AUD/JPYは300万通貨、他の通貨ペアは200万通貨。

nanoの1注文の最大発注数量は10万通貨

1日の取引の上限

PFXは1日の取引上限はありません

PFXnanoは4000万通貨まで、です。

同じ通貨ペアでもスプレッドも違う

同じ通貨ペアでも、パートナーズFXで取引するか、パートナーズFXnanoで取引するか、でスプレッドも違います。

マネーパートナーズはスプレッドはどんどん改善されるので、具体的なスプレッドはマネパの公式HPで確認下さい。

同じ通貨ペアでもスワップポイントの額も違う

また、同じ通貨ペアでも、パートナーズFX、PFXnanoでスワップポイントにも違いがあります。

PFXの方が多いとは限らず、取引数量を揃えて比較するとnanoの方が多い通貨ペアもあります。

スワップに関しても、日々変更する値なので、具体的なスワップポイントについてはマネーパートナーズのHPをご覧下さい。

違いで変わる主な選択肢

上記の口座の違いで変わる主な選択肢は以下です。

  • 100通貨単位が良いならnano(≒10000通貨単位じゃない方が良い場合はnano)
  • 自動売買やろうと思ってるならPFX
  • トレール注文必要ならPFX
  • 香港ドル/円、シンガポールドル/円やろうと思ってるならPFX

「連続予約注文」で違って来る所と同じ所

マネーパートナーズの口座開設を検討する要素の1つとして、「連続予約注文」があると思います。

これは、パートナーズFXでもnanoでもどちらでもできます。

違いは、上述した部分で、通貨単位(10000通貨毎に注文数量を選べる状態なのか、100通貨毎に注文数量を選べる状態なのか)、や、取引できる通貨ペア、スプレッド、スワップポイント、自動ロスカット水準(PFXは最初40%以下で証拠金入れてロスカット回避できる猶予が18:00まで。nanoは100%以下で即ロスカット)です。

連続予約注文が設定できる1注文の上限回数はどちらも同じです。

1注文20回。
(1回設定すれば20回まで繰り返してくれる設定が可能)

連続予約注文に関しては、どちらの口座でやるかはほとんど心配しなくて大丈夫です。

一注文&一日の上限の違いは気にしなくても良いレベル

一回の注文の通貨量の上限や、一日の取引の上限(PFXはナシ、nanoは4000万通貨)は、パートナーズFXとnanoで違いはありますが、ほとんどの個人の方でここの違いはあってないような物だと思います。

一注文の上限はnanoでも「10万通貨」とかなりの量ですし、そんだけの量で取引する場合は、nanoじゃなくPFXの10000通貨単位で問題ないと思うので。

上限に関しては、違いはあるにはありますが、その差は取引でどちらの口座を使うかの判断にほぼ影響ない、という感じです。
(ほとんどの個人の方の場合)

まとめ

という事で、マネーパートナーズのパートナーズFXとnano(パートナーズFXnano)の口座の主な違い、でした。

ざっくりまとめると、

  • 100通貨単位で数量選んでFXしたいならnanoを使う(=自動売買、トレールは必要ない)
  • 自動売買やトレール注文したいなら10000通貨単位で数量選んでFX(PFXでやる事になる)

という事になります。

マネーパートナーズの、かなりのメリットの「連続予約注文」に関しては、細かい違いはありますが、どっちの口座でやるかについては何も心配する事はない、って感じになります。

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